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ポルセキ新聞タルガ万歳その223.こうなりゃオイルクーラーを外すゼ

更新日: 2011年12月10日

【関】ええと、「その222」でお話したように、ただ今ワタシのタルガはオイルクーラーからオイルが漏れております。しかも、整備する前よりも多くの量が。ナハハ。ガックリ。

　しかし、ガックリしてばかりいてもオイル漏れが直るわけじゃありません。いやたしかに、これまでタルガには自然治癒という人智の及ばぬ奇跡が起きたりもしましたが、今回ばかりはそれも起こらないようでして。ま、当たり前といや当たり前なんですけど。

ワタシは、オイルが漏れるのはオイルクーラー側のボルトが緩んでしまったからと超楽観的な希望的観測を立てました。そうであれば、それを締め付ければいいじゃん、ってなわけです。最悪の想定は、ボルトの下のオイルクーラー本体になんらかの亀裂が入っていること。そんなこたないでしょうが、万が一にもそうなっていたら、即アウトォォオオッ！　→オイルクーラー本体交換！　うわあ、想像するだけで寒ボロが出ます。ブルブル。

オイルタンクを取り外し、漏れたオイルを拭き拭き

　ただ、それもこれも、オイルクーラーを取り外さねばなんとも分かりませぬ。そこで、ええい！　とオイルクーラーを外してやりました。どうだマイッタかコンチクショーめ。

　漏れたオイルを綺麗に拭き取り、外したオイルクーラーを確認すると、本体は特に問題なさそう。ほっ。となると、やはりオイル漏れの原因はボルトの緩みのはず。これは話が早い。レンチでボルトを締め付ければいい。簡単カンタン。のはずなんですけど、これがビクリとも動きゃしねェんだよなまったく。カッチカチのカチ。もしかしたら、小さな石でも噛んでるんじゃねェだろな。ううむ、押してもダメなら引いてみな、てなことで、今度は緩めてみることに。

ンギギギギ……。カッチンカッチンで、ボルトが締まりも緩みもしませぬ

　ンギギ……。ダメ。
　ンギギギギギギギギギギギ……。ダメ。はあはあ。

　うおおおおおおおおおお！　と頭の血管ブチ切れになりそうなほど力をこめたら、キュ…と恥らいつつ可憐に回ってくれました。

　このままボルトを引っこ抜いて綺麗に掃除してからハメ直すべ。ンギギギギギギ……、と全力かつ地道にボルトを緩めると、はあはあ、ボルト下のパッキンが見えてきました。さあもう一息、と思ったところから、またビクリとも動かなくなりました。おいおい冗談でしょ。しかし、ンギギ、そこから、ンギギギ、どうガンバっても、ンギギのギ、緩まないので、はあはあ、諦めて締めることにしました。志半ばではありますが、致し方あるまい。さァ、来た道を帰ろう。

ただ締めつけるだけでは心配なので、液体パッキンを塗り塗り

その後、力の限りボルトのヤローを締め付けてやりました。はあはあ。どうだマイッタかコンチクショーめ！

　ところが……。これがまたビクリとも動かねェんだコンチクショーめ！　このままだったらオイルクーラーとして使えんだろがクソッタレめ！　半ベソかきながら、どうにかこうにかもうこれ以上はビタ一文回りませんゼという位置まで締め付けることに成功しました。もっとも、そこが一番締まった位置なのかはあくまでも不明ですけど、これ以上回らないんだから仕方ない。もちろん、ただ締め付けるだけでは心配なので、液体パッキンも塗ってあります。