ポルセキ新聞タルガ万歳その174.あのハリウッドスターが我がガレージに！

更新日: 2010年07月24日

【関】ポルシェといえばこの人！　と言ったら、ワタシにとってはやはり、スティーブ・マックィーン、そして、ジェームズ・ディーンです。これに関しては、『911DAYS』で何度も紹介してきました。メインカットで使っているのは、数年前に月刊誌として立ち上げようとしたものの夢叶わなかった『Carrera』（『911DAYS』Vol.25に別冊付録としてテスト版を付けました）の誌面。そこには、ジェームズ・ディーンとスティーブ・マックィーンの姿が写っています。

　スティーブ・マックィーンに関しては、このコーナーで死ぬほど紹介していますし、何よりガレージのコンセプトが『栄光のル・マン』のピット風てな具合ですから、その心酔具合はご想像いただけると思います。

　一方、ジェームズ・ディーンといえば、ワタシの世代、もう少し上の世代で憧れない人はいなかったんじゃないでしょうか。それぐらい、有無を言わせぬカッコよさがあります。こんなこと言うと不謹慎かもしれないですけど、その死に方も劇的でした。愛機550スパイダーで事故死。スター街道驀進中のあっけない幕切れ。まさに伝説になるべくして生まれてきた男と言えるでしょう。ちなみに、その前に乗っていたのが356Aスピードスターでした。いずれにせよ、ディーンがポルシェを大好きだったことは間違いありません。そこがまた、いちポルシェファンのワタシとしては嬉しいわけで。

この後ろ姿はもしや

　ええと、そんなジェームズ・ディーンが、我がガレージにやって来ました！　つってもホンモノじゃないですよ。当たり前か。

　そう、あれはとあるホビーショップでのこと。何かエエもんないかなァと物色していたワタシの目に、ディーンが飛び込んできたのです。店内にぶら下げてあったディーンが、ワタシの目にブツかっただけですけど。イテ

おお！　やっぱりジェームズ・ディーン!!

　なんだよバーロー、と目の当たりを押さえつつ見上げると、そこにいたのは彼。その姿を見て、思わず「おお！　ジェームズ・ディーン!!」と声を上げてしまいました。マクレガーの赤いスイングトップに白いTシャツ、そしてブルージーンズ、オールバックの髪。間違いありません。しかし、顔をよく見たら、ううむ、なんか違うような。そこで、全身のどこかに、ジェームズ・ディーンを示すような文字がないかを探してみました。が、見あたらず。本人なのか？