ポルシェニュースポルシェのワークスドライバー、アウディでル・マン24時間に参戦

更新日: 2009年04月11日

ポルシェAGのワークスドライバー、ティモ・ベルンハルト（ドイツ）とロマン・デュマ（フランス）がアウディR15 TDIで6月13日、14日に開催されるル・マン24時間レースに参戦することが決定した。

ティモ・ベルンハルトとロマン・デュマは、ポルシェRSスパイダーで2007年、2008年のアメリカン・ル・マン・シリーズLMP2クラスにおける全タイトルを獲得。そして2009年はペンスキーレーシングのポルシェ・ライリーでグランダムシリーズに参戦中だ。

耐久レースでの実績十分のティモ・ベルンハルト。2008年セブリング12時間レースで優勝、2003年にはデイトナ24時間レースで総合優勝、さらにニュルブルクリンク24時間レースでは3年連続優勝という輝かしい戦績を挙げている。ル・マン24時間レースにおいても、2002年にGTクラス優勝の経験がある。

一方、ロマン・デュマも、2007年、アンリ・ペスカローロ率いるチームでル・マン24時間に参戦し、総合3位入賞。ティモ・ベルンハルトとコンビを組み参戦したニュルブルクリンク北コースでの24時間レースでは、ポルシェ911 GT3 RSRを駆り、2007年と2008年に総合優勝を果たしている。

ポルシェのモータースポーツ部門トップ、ハルトムート・クリステンは「ティモ・ベルンハルトとロマン・デュマは、スポーツプロトタイプにかけては右に出る者のいないベストドライバーだ。だから、彼らがアウディで活躍できることは、われわれの喜びだ。ポルシェとアウディの協力関係は、モータースポーツによい結果をもたらすだろう」と語った。