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羽根幸浩のS耐日記通算38回 最終戦、3位でフィニッシュ!

2003年12月01日

11/8~11/9 スーパー耐久第8戦 ツインリンクもてぎ

チームアドバンで戦ったスーパー耐久レースも、ついに最終戦となりました。我らが羽根選手は、有終の美を飾る3位表彰台をゲットしたのでした!


 念願の勝利から約1ヶ月、最終戦ツインリンクもてぎにやってきました。当然ここも勝って2連勝で今年を締めくくるつもりです。状況的にも十分可能性、手ごたえありといった感じです。

 #1(エンドレス・アドバンGTR)と#33(ファルケン☆ポルシェ)は、チャンピオン争いが残っていますが、僕たちには関係ないので全開で行くだけです。

 直前に行われたオートポリスの全日本GT選手権で、相棒の織戸選手がGT500クラス初優勝をし、気分的にも乗りに乗った状態でしょう。思い起こせば10 年前、僕もヨコハマタイヤで国内トップクラスのツーリングカーレースに初優勝した時は、天下取ったような気分で何をやってもうまくいったのを覚えています。本当に嬉しいものです。心から「おめでとう」と祝ってあげたいです。

 さて、木曜日はあいにく雨での走り出し。想像以上に寒く、思ったようなグリップが得られませんでした。この時点で、#33はかなりいいタイムで周回をこなしていて、雨が降ったらちょっとヤバイかなーといった感じでした。

 最終セッション。なんとかスリックで走ることのできる状態になると、結構いい感じで周りのマシンとの状況が見えてきます。#33が調子よさそうで、チャンピオン争いがかかっているだけに準備万全! といったように見えます。

 で、僕たちはというと、雨降らなきゃ何とかなるかな~とちょっと弱気で、携帯の天気予報が気になります。しかし、予報は金・土・日の降水確率50%以上……。

 翌日金曜は天気予報が外れ、いい天気。天気予報って「当たんないじゃん!」。いい調子いい調子! 僕は、ひたすら満タンチェックで決勝をシミュレーションします。他もどちらかというと……、今回は、三味線の引き合いなんでしょうかね? なかなか目標になるようなタイムでは走っていません。中でも#1は、もっとタイム出るんでしょ? といった走りで、燃費計算に忙しい感じ。#33は、ドライでも燃料を積んでも仕上がりはよさそうです。

 我々#25は、TI、SUGOほどの絶対的なアドバンテージはなさそうですが、天気がドライなら十分に狙える状況にあると思います。織戸選手の予選のシミュレーションも、なんとか予選でアタマを取れるかなといった状態で悪くありません。

 土曜も天気予報は外れて、曇りながら雨が降りそうな気配はありません。予戦結果は、ちょっと失敗して4位。タイムはかなり均衡していて、運がなかったかなといった感じ。今年最後のレースだけに、何とかモノにしたいな、と。

 日曜の朝、目が覚めると外は雨……。ちょっと憂鬱になって、朝のウォームアップ走行を始めることになります。織戸選手、僕とも2種類のタイヤを試しますが、1つはちょっと今日の路面との温度域が合っていないかなー。もう一つは、雨が少ないと1スティント持ちそうもない……。

 雨も上がりそうなので、ドライに賭けて固めのタイヤで決勝をスタートすることにしました。

 案の定、雨は上がり路面は濡れていますが、降らない限りスリックに変わるのは時間の問題といった状態。しかし、降らない保証はどこにもありません。チームによって、考え方が分かれるところ。われわれ#25は迷わずドライに賭けて、レースを組み立てます。

 いよいよ、決勝スタート。

 1 コーナーで少々オーバーランして、織戸がパスされるのがモニターに移ります。1周目を終えスタートラインに戻ってくると何台かにパスされています。ミスっただけでしょうといった感じで、鈴木監督と顔を見合わせます。2周目、2クラスの何台かにも抜かれて帰ってくると、タイヤ間違っちゃったかな? と……、顔を見合わせます。思いのほか気温が低く、雨は落ちて来なくともコースは乾く様子がなく、かなり苦労しているのが伺えます。タイヤ選択が、前半の鍵になっています。30周を過ぎるとペースは徐々に上がり、12位まで落ちた順位を8番手まで挽回。

 他より早めのピットインでスリックに交換。ここから追い上げが始まります。一時は、48秒あったトップ#1とのタイムさも、28秒前後まで詰め、何度もファステストを出して前半の鬱憤を晴らすように織戸選手が追い上げます。2回目のピットストップ寸前に、前を走っていた#109がトラブルで止まり、僕に交代するまでに順位を3位まで戻していました。

 そして、僕にバトンタッチ。

 無線で2位まで19秒差。とりあえず追っかけましょう! とワケの分からない話。いいペースで追い上げ、18周を過ぎた頃には7秒差。残り18周、追いつきますと無線で連絡。やる気を出して、もうワンプッシュ! トップを走っていた#1は、ピットスルーペナルティで順位を下げ、2位に後退し順位が入れ替わっていました。その#1が見えてくる頃、なぜか2速ギアが抜けて、何度もコースアウトしそうになります。

…… いろいろ事情はあったけど、追撃もここまで。結果的に、3位でフィニッシュ。前半戦の遅れを取り戻すにはいたりませんでした。これにより、#1のエンドレス・アドバンGTRがチャンピオンを決定。ヨコハマタイヤは、スーパー耐久全クラス制覇! これってちょっとすごい。僕も少しは貢献できたのかな?

 今年1年は、全体を通じて非常にいい雰囲気の中、戦うことができました。結果は、チャンピオン争いに絡めずちょっと悔しいけど(編集部注:シリーズ3 位)、いいレースも何度かできたので、まァよしとするしかないでしょう。これも、周りの方々の暖かい支援のお陰だと感謝しています。1年間、応援ありがとうございました。

 来年のことはまったく白紙の状態ですが、僕自身はこのままの体制で、来年こそはチャンピオンを取るつもりでできたらいいと強く望んでいます。

 ポルシェでトップを走れるのは、いまスーパー耐久しかありませんから。国内で一番ポルシェらしいレースが展開されているのは、スーパー耐久でしょ!

 

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