気ままなポルセキ新聞

タルガ万歳!

更新日:2004年10月13日

その19.バッテリー上がり、これで直ったか!?

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 山田ガレージにブレーキパッドを交換しに行ったついでに、バッテリー上がりについても対策してもらうことにしました。

 さっそくテスターを使って、バッテリーからの電気の流れをチェック。すると、電気を使っていないときの正常値が0.01Aぐらいなのに対し、タルガは0.13〜0.15Aぐらいあるじゃないの。通常の13倍以上も電気が流れてる。

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大活躍したテスター。上のメインカットのテスターの数字を見てもらえば分かるように、タルガは何もしていなくても0.13〜0.15Aぐらい通電していた。正常なら、0.01Aぐらいなのに……。こりゃ、すぐにバッテリーが上がるわけだわ   バッテリー上がりの原因だったと思われる室内灯。タルガはクーペとは違い、フロントスクリーンの上、左右のサンバイザーの間にひとつだけある。買ったときから点かないなァ、と思っていたけど、これが犯人だったとは!

「これ、本当に1週間バッテリーもつ?」と山田さん。

 たしかに、バッテリーを新品にしたときは、1週間ぐらい大丈夫だったんですけど、最近はとんとバッテリーが弱くなっちゃって、数日が限界になっていました。この日、山田ガレージに向かうときも、もちろんバッテリーケーブルで繋いでいます。

 山田さんはヒューズ類からドアスイッチ、さらには考えられるありとあらゆるところをテスターでチェック。配線図とにらめっこしながら渋い顔をしています。ワタシはというと、電気は苦手中の苦手なんで、もっぱら応援です。フレ〜、フレ〜、ヤ・マ・ダ!

 1時間ほどして見つけたのが、室内灯の漏電でした。配線を巻いていたゴムが破れていて、そこから電気が漏れていた。実際、タルガを買ってから、一回も室内灯は点きませんでした。近々電球を変えてやろうと思っていたのに、これが原因だったとは! チクショ。

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室内灯をパコッと外すと、当たり前だが中に配線がある。その配線に巻いてあるゴムがご覧のように破れていた。で、そこから漏電していたようだ。ビニールテープで剥き出しの配線を巻き巻きして完了。これで、テスターの数字は0.01Aの正常値を指すようになった。ウレピー!

 剥き出しの配線にビニールテープを巻いて補修し、再度テスターで図ったら0.01Aの正常値を指すようになりました。うえ〜ん、嬉しいよォ。さすが山田さん。だてに本誌でメンテナンスの記事を書いているわけじゃありません。これで、バッテリー上がりから解放されるかも。

 その後、頻繁にタルガに乗っているので、バッテリー上がりについては本当に直ったのかいまひとつ定かではありませんが、後日、結果を報告できると思います。

追伸
 実は、ついでのついでにナビ側パワーウインドウが開かない原因も追究しようと思っていました。タルガのナビ側パワーウインドウは、ここ数ヶ月開いたことがありません。この日の朝もやっぱり開きませんでした。で、ガレージで山田さんに見てもらおうとしたら、これがウィィィィンと開いちゃうんだから、世の中なにかが間違ってる。

「これじゃ、原因が分からないよ」と山田さん。いや、おっしゃるとおり。それにしてもパワーウインドウのヤロ、この日に限って開きやがって、ふざけんじゃない。

 結局、なんで開かなくなるのか原因は分からずじまいでした。ただ、パワーウインドウのモーターがイカレているんじゃないことだけは分かったんで、少しだけホッです。