気ままなポルセキ新聞

読者細野さんのポルシェドレスアップへの道

更新日:2003年6月27日

その10. RSZが事故っても〜た〜

FISCOを無事走り終え、次なるステップに向かうはずのRSZだったのですが……。なんと事故発生! 大丈夫かRSZ、無事だったのか細野さん!?

細野正人(ほそのまさひと)
60年生まれの43歳。東京都中野区在住。渋谷の恵比寿で、コンピューターのソフト開発をしている会社を経営。根っからの東京っ子。奥さんと二人暮しで子供はいない。ポルシェを買ったのは、RSZへと進化させた96年式993カレラTipが初めて。

 お恥ずかしい話ですが、「RSZ」君がテクニカルメイトさんに緊急入院いたしました。

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左フロントまわりがこのようにベコベコっとなっている。

 実は5月18日(日)深夜、家内と山中湖方面に美味しいレストランがあると聞き、ドライブがてら行ってみることにしました(結局見つからず……)。中央高速の上りが渋滞だったため、道志(山道)で自宅まで帰ろうと山中湖から山道を走っていると、急に雨&霧。街灯なし。深夜のため対向車はほとんどなく、少し心細い……。

 慎重に走行していたのですが、自分でもここは危ないゾと感じたので、さらにペースダウン。「RSZ」のキセノンヘッドライトだけが頼りです。すると、トンネルの手前にバス停があったため急に明るくなり、そこでなぜか焦ってしまってアクセルON! 急加速するRSZ! ウオオオ……といっても、せいぜい20km/hぐらいですけど……。しかし!

 「あああ! お尻が滑り出したアァ!」ウソ。

 すかさず、FISCO仕込みのカウンターを当てましたが、……時すでに遅し。

 ガチャン!! ドッカン! ビシビシ! バリッ!

 「うォ〜! やっても〜た〜!」

 トンネル手前の側面にフロントの前の部分から突っ込み、左サイドをこすってしまいました。とりあえず自走できたので路肩に「RSZ」を止め、まず保険会社とテクニカルメイトさん、警察に連絡しようとしたところ……な・な・な・なんとここは圏外。外気温は春なのに15℃。さぶ〜。心も体も寒い中、携帯のアンテナが立つとこまでウォーキング(少し余裕)。

 ようやく保険会社さんに連絡が取れ、丁寧に指示していただきまして、約1時間後に警察もパトカーで到着。さらに30分後に、テクニカルメイトの辻師匠がわざわざ来てくれました(感謝!)。とりあえず、フロントスポイラーをガムテープでぐるぐる巻きにして自走できるところまでしていただき、修理のためにテクニカルさんに預けておいたSLKでどうにか家まで帰りました(深夜2時)。スキー場以外での事故は初めてなので結構焦りましたが、仕方ないとすぐ気持ちを切り替え……。前向きに……。

 「あ〜あ、ここまで育てたRSZ君、ごめんね! 綺麗に直してあげるから、ボクちゃんを許してね」トホホ。

 早速次の日、「RSZ」の状況を見てみようと、デジカメ持参でテクニカルメイトさんへ伺いました。それが、ここに掲載している写真です。

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ガムテープの応急処置が痛々しい。カナードもバンパー内にめり込んじゃっている。RSZがおたふく風邪でもひいたように見えるのは、不謹慎でしょうか

 結構、夜見たよりも、キテました……。はぅぅ……。