
その8.85年930ターボ改ナナサンカレラ生誕30周年記念73年カレラRSRターボコンバージョン(30th Anniversary)完成!
ついに30th Anniversary号が完成しました。自分でできるところは自分でするというスタンスで、作り上げたこの記念車。実に見事なでき映えです。
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橋本美昭(はしもと・よしあき) |

私の頭の中では、数年前から73RSRルックのことは、ある程度考えてはいたのですが、少し気に掛かることがあり足踏み状態だったのです。それは、フェンダ−の形状とリアスポイラ−がタ−ボのため、そのままではダックテ−ルが取り付けできないこと。特にフェンダ−に関しては、あの丸みのあるFRPがカッコ良く見えていたので、ターボフェンダーのままではどうかと悩みました。
その後、まァ、タ−ボフェンダ−でもカタチ的におかしくないのでよしとすることにしました。少し発想を転換してみたら、新たな構想が浮かんできたのです。2003年は、73RSの作られた年から丁度30年。そう30th Anniversary なのです! でもどこかで、なにかイベントをやるという話も入ってこない。ならば、私の930ターボでポルシェ社への敬愛も含めて、30周年記念として製作することを思いついたのです。これなら、少し目先を変えても良いだろうと思い仕様は下記の通りにしました。
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【30th Anniversary号仕様】 ボディ形状……73RSR(初期スチ−ルフィンダ−)。好みによりサンル−フは残す |
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| 73RSR仕様へと生まれ変わった930ターボ。迫力満点! | ||
製作にあたり、ボディワ−クを最近売り出し中のショップ「サンバ−スト」に依頼することにしました。ここの社長のFRP技術はレベルが高く、自社のFRP製品の面へのこだわりを感じたからというのが、その理由です。
そして、ついに完成! でき上がって最初に思ったことは、手前ミソですが、「このクルマなら欲しい」と。そう素直に感じました。少し不安だった色もいい感じで、光の当たり具合で明るい時は鮮やかに、暗い時はクリ−ミィな色に変化するというおまけも付いてきました。ボディサイドに入れてもらったタ−ボストライプも、注文以上の出来に満足しています。
走りの方は、外装で約50kg軽くなっているので、走る・曲がる・止まる、の三拍子が向上しているように思えます。特に曲がるのが前よりいい感じで、アクセルオフでリアがよく回り込むようになりました。完成後、足まわりを全て組み直したことも、良い方向に向いているようです。今後は、当分の間このままの仕様で乗ろうと思っています。
![]() エンブレムは、“30th ANNIVERSARY 3.3 RSR T”。橋本さんが、73RSの生誕30周年を記念して作ったことを示すものだ |
これで外観がナロ−、シャシ−とエンジンが930、トランスミッションの中身が964、ホイ−ルデザイン(社外品ではあるが)は993で、空冷911の要素が全て入ったポルシェの完成です。私は、このクルマを「30th ANNIVERSARY号」と呼ぶことにしました。
最後に。
早いもので、このクルマを買ってからもう7年が過ぎました。最初はポルシェの知識などほとんどなく、手探り状態で雑誌やヘインズのマニアルと睨めっこ。それでも分からなければ専門店へ行ったり電話もかなり色々なところへ掛けまくり(かなり迷惑がられたこともしばしば)の日々が続きました。そのおかげもあって、今は色々出来る様になりました。
ポルシェ関係の知り合いや友達も増え、ポルシェのクラブにも所属しています。充実のポルシェライフを送る事ができ、今まで出会った人々に感謝するするとともに、今後も良いお付き合いができるよう願っています。
なお、このクルマに関して関心や興味のある方や、特に930系でお困りの方、こんな私でよければ御一報ください。
E-mail : silvervine@coral.broba.cc