ポルシェニュースル・マン24時間、ポルシェは強力な体制でサポート

更新日: 2009年06月10日

ポルシェAGは、6月13日、14日に決勝が行われるル・マン24時間レースにおけるサポート体制を発表した。
日本のNAVIチームGOH、デンマークのエセックス・チームが、スポーツプロトタイプで競われるLMP2クラスで2008年に達成したポルシェの1-2フィニッシュの再現を目指す。

ポルシェは、ワークスドライバーのサシャ・マーセン（ドイツ／チームGOH）およびエマニュエル・コラール（フランス／チーム・エセックス）で両チームをサポート。
一方、プロダクションスポーツカーベースのGT2クラスでは、今年は各国のカスタマーチームから5台のポルシェ911 GT3 RSRが参戦する。またもっともパワフルなスポーツプロトタイプで競われるLMP1クラスでは、ポルシェのワークスドライバー、ティモ・ベルンハルト（ドイツ）とロマン・デュマ（フランス）がアウディR15 TDIをドライブする。

2004年のル・マン24時間で総合優勝を果たしたNAVIチームGOHは日本とフランスで計6回のテストを行い、レースに向け着実に準備を整えている。
ポルシェのワークスドライバーであるサシャ・マーセンは、2004年のル・マンにおいてチームGOHで総合優勝を経験した荒聖治、昨年のマカオGP F3王者、国本京佑とチームを組む。

また、今年マーセンに代わってエセックス・チームをサポートするのは、ポルシェのワークスドライバー、フランス出身のエマニュエル・コラール。デンマークのキャスパー・エルガード、クリスティアン・ポールセンとがチームを組む。
38歳のコラールは2003年のル・マンの GTクラスで優勝、2005年には2位、2007年には総合3位と輝かしい実績を誇る。31歳のエルガードは、2008年にはLMP2クラスでエセックスRS スパイダーをドライブし2位に入賞、今年5月に行われたル・マン・シリーズのスパでもRSスパイダーで2勝目を挙げている。また、新人のポールセンはベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットにおける激しい終盤をRSスパイダーで戦い抜き、トップでフィニッシュラインを通過している。